運命の文理選択(9/6)

豊島ミホです。
『リテイク・シックスティーン』@青春アドベンチャー放送中です〜。
もう10話まで来ました。
音楽が入るとまたいいですね! わかりやすいですね!
削ったテキストの分の情報を確実に補ってると思います。
以前の記事で言及した、収録見学の時の似顔絵、
ここでもアップさせていただきますねー!
演者さん4名×作中の制服の勝手コラボです☆


この学校は、女子がネクタイ、男子がネクタイなしの制服なんですよね。
自分の高校が棒タイだったんですが、だいぶ前に、若い読者さんから、
「棒タイってなんですか??」っていうお便りをもらったことがあって
(「檸檬のころ」に出てくる)、
なんかもう……棒タイは一般的でないのかも……とか思い
ネクタイにしてみた。という流れでした(だから男子はネクタイがないんです)。
にしても女子だけネクタイはすげー不自然ですよね!
でも、リボンだとまた、イメージが違っちゃうし……。不自然なままでしたw

今日は文理選択の話をしたいと思います……。
『リテイク・シックスティーン』で話の転換点に使われている文理選択。
「成績的には文系なのに、理系を選んだせいで授業についていくこともできなくなった」
という、作中の孝子の設定は、フツーに私の経験談の流用です。
文理選択、大きな選択ですよね。
私の選択は本当に「間違った」と言えるくらいひどいものでした。
2年生以降、理数科目の定期テストは確かマジですべて赤点……
そして伝説の数学0点へ。。。
よく「迷ったら理系」って言うじゃないですか、
文転は簡単だけど理転は難しいから……みたいな。
でも文転だって……私くらい「理系からの落ちこぼれ度」が極端になると
簡単じゃないですよ。心が。心の平穏を保つことが!
文転って一言でいうけど、その中には、
3年からクラス替えてくれって担任の先生に泣きながらかけあったり、
0点のテストを親に見せるために「こんな子どもでごめんなさい」って置き手紙書いたり、
受けなかった教科の模試の受験料を教室でみんなの前で手渡されたり、
3年の3学期からなぜか文系クラスで授業受けたり、
そういうことが含まれているんですよ……。
まさか理系を選んだせいでこんな目に遭うなんて。
高1の私は思ってもみませんでした。
ただ漠然と、「接客とか営業とか自分は無理そうだから、
なるべく口をきかなくてよさそうな研究職につきたい」
「大学で教授に気に入られてそのまま院に居座りたい」
「白衣かっこいい」
「理系は女子が少ないから自分でもモテるかもしれない」
とか思っていただけです。
っつーか、すごい長い間忘れていたんだけど、私の理系選択には
超低俗な理由が隠されていたんですよ!
「文系の女子のほうが怖そう」
っていう理由がね!
怖いっていうか……チャラい? 
今の言葉で言うと、リア充?
絶対文系のほうが多いと思ったんですよね!
その点理系クラスは真面目ちゃんな女の子ばっかりで安心! って思いましたよね!
文系クラスに行く→チャラい女子に威嚇されて自信が縮む→
文系学部に行くとさらに女子がチャラい→しかも文系の男子はチャラい女子に弱い(決めつけ)
→高校生活がぱっとしない上、大学行っても彼氏ができない
理系クラスに行く→真面目な女子たちと仲良く平穏な生活→
女子の少ない工学部に進学→とりあえずゲームとパソコンの話してれば男子と仲良くできる
→高校生活は地味だが平和、大学入ったら彼氏選び放題
という計算をしました。
蓋を開けたら
理系クラスの女子のほうが怖かったwwwwww
論理的なリア充マジパネエwwwwww

マジ……パなかったっす……(泣)
いや精神的にデキてる理系女子もいっぱいいましたけどね。。。
でもボスキャラの最大HPでいったら
理系女子は文系女子の2倍くらいあった。
そして文系クラスが思いのほか平和だった(年度にもよるだろうけど)。
そんな中で成績的にも落ちこぼれて、
俺の選択にはいいところがありませんでしたまじで。
失踪→成績大転落→不登校 とコンボを起こして2年と3年はリアルに留年危機。

いったい俺の理系選択はなんだったわけ。
ってやっぱ最初は思いました。
泣き暮らしました。
あの時文系さえ選んでいれば
今頃平和な高校生活を送っていたかもしれないのにって
(数学はやっぱ赤点だろうけど……)。
でも、もし今本当に文理選択をやり直せても——
今の経験値を持って高校生に戻れても、
私は文系クラスは選ばないと思います。
やっぱり落ちこぼれて私立文系進学っていうオチになっても。
一部のクラスメイトがおっかなくても。
理系を選んでじっと耐えてると思います。
なんで? ってのは完璧に説明できる自信がありませんけど。
文系とっても理系とっても、どっちみち「正解」っていうほどでもなかった
っていうのはひとつあります。
結局大学進学が必須じゃなかったというのが自分の人生で。
文理選択に「高校生活が〜」「彼氏が〜」
みたいな計算を入れてる時点で……本気で勉強したい人たちと違う人生!!
あとは、理系を選んだという「失敗」そのものが
もう今の自分の人生に取り込まれているから。
今、私は「ド文系」な世界に生きてますけど、
これは理系で落ちこぼれたからやっていることで、
もし文系で(当社比)ソツなく人生を過ごしていたら……
いったい何になっていたのか?
悪い意味で怖い! なんか怖い!
あんまりそっちのルートを採りたくないな! っていう感覚があります。
そして最後に……ちょっとですけど、
高1の自分の未来像を裏切らなくてよかったな。
っていう気持ちがあったりもします。
高2になれば。微分と積分を理解できない時点で、もう
そんな未来ないってわかっちゃうんですけど、
少なくとも高1の時点では、ほんとに白衣で試験管振ってる自分が見えてたわけで、
ただのほわ〜〜っとした憧れだけど、それを
「私は成績的に文系だから」
「理系に行って失敗するのが怖いから」
という理由で潰さないでよかったな。って。
まあほんとちょっとですけども。。。
今になると思ったりするんです。。。
……結局すべて、「喉元過ぎれば」言えることかもしれませんけど。
喉元は過ぎるんだよ間違ってなかったよ! って
高2の自分に言ってあげたい。

なんかねーーー変な話ですけど
私、高校生の時、
未来の私が助けにきてくれないかなぁって
よく思ってたんですよ。
20代とか30代くらいの自分が、
こう、ちょっとかっこいいお姉さんになっててwwww
「未来のあなたよ!」「助けにきたよ!」
「あなたの人生全然大丈夫なんだよ!」って
1日だけタイムトリップして言いにきてくんないかなあ〜〜〜っ
とか。アホなことをマジで考えていました。
誰に助けて欲しいって、自分に助けて欲しかった、
それが一番安心するなって思ってました。
残念ながらタイムトリップはできない。
でも、私の人生、
「高校生の自分に伝えたい!」っていうことが
いっぱい起こって、たぶんそれって普通の20代30代の人より
ずっと頻度が高い。
あの時の自分を助けたい。今なら助けられる。
なでなでできる。って気持ちがだんだん大きくなっていきます。
(まあ、かっこいいおねえさんではないけど)
それってタイムトリップとは違うけど、
もうほとんど同じものである気がしませんか。
え? しない?