この世のすべての猫背の女の子を救う仕事があればいいのに(8/13)

大昔に使っていたPCを処分することになりまして。データ整理をしたら、昔の写真が出てきたんですよ。
自分が携帯で撮った写真とかは、「キャー懐かしい♪」「ガラケーの写真ちっちゃ!」みたいなキャッキャした気分で見ていたのですが、自分が写っている写真を見た瞬間、一気にテンションが降下。
そこに写っていたのが、どこからどーーーーー見ても、ひとめで「自分に自信がない」ってわかる、貧相な女子だったので……。

jigazou

こんなかんじ。

安いテクスチャーで暗い色の服、「一応上下着た」みたいなコーデ、ファンデ塗ってるはずなのにすっぴんにしか見えない化粧。そしてなんといっても、常にカメラから逃げている目線……。
ま、ゆったらたまに見るよね。そういう若い子。駅ビルとかで居心地悪そうにそわそわと服買っている姿を見る……。「おねいさんが! 一緒に服選んであげるから! 落ち着いて!」って言いたくなるような女の子。
しかし、自分の若い頃もそういう女子そのものだった、っていう……。
わかってた、ちゃんと憶えてたはずなんですけど、ビジュアルで見ると結構ぐさっときますね! うわマジだ、「この世で自分だけかわいくない」ってマジで信じてる奴の顔だこれ! って。

前ブログ時代の記事を「かわいくない」で検索してみたら、ちゃんと「自分だけかわいくない」って書いてる文章も出てきたyo……。

今月の掲載情報(1/11)
おととい1ヶ月くらいぶりに街に出たら 世界で私だけかわいくないので超ショックをうけました(セカイ系的記述)。 ソッコーで美容院に電話して髪染め直して切りました。コートも新しく買いました。 でもな...

これ、本気で思ってるからね。言っているだけじゃなくて。
この時のことよく憶えてます。。。頑張ってコートを買ったお店は池袋のジ・エンポリアム、買ったコートは黒のトレンチだった……。

あと写真に撮られる時自分が考えていたことも憶えている。
雑誌に載る写真とか。プロのカメラマンさんに撮ってもらえる素晴らしい機会なんですよ、精神が健全な女の子だったらはしゃいで全力でおしゃれしちゃうところですよ。
それを……こう、撮られる時点で既に、カメラの向こうに写真を見る人を想定してさ、「うわっ、きもっ」「雑誌に載せていいレベルじゃねーぞ」みたいなことを、もう言われた気分になってる。。。そう言われた心理状態になってカメラマンさんに向かい合ってる。
失礼なことをしました。でも、失礼とか気づかなかったよ。本当にただただ、自分に向けられる目線に怯えていた。かわいくないーかわいくないーって。

でもさ造形じゃないんだよね! 「かわいくない」って!
私だんだんわかるようになった&近年やっと身にしみて思うようになった。「かわいい」は造形かもしんないけどw 「かわいくない」は造形の問題じゃないって。
だって今冷静な目線で見ると、その20代前半の自分くらいの容姿で、もうちょいやる気だして着飾って、なおかつ堂々とカメラ見てれば、そんな池袋で消え入りたくなるほど「かわいくない」なんてことないもん多分。
まあ、雑誌に載ってたりしたらそりゃ「ぶっせwww」って思う人もいるだろうけど、そういう人の割合って、行って1.5割くらいっていうか。大半の人はまあ、「あ、あんま容姿に恵まれた人じゃないな」とか「歯並びが相当汚いな」とか、こう、客観的事実を認識するだけで、「ぎゃ! かわいくない!」っていう不快な感情を湧き上がらせるわけではない……多分……。
感情にパシって来るのって、やっぱその人自身が自分をかわいくないと思っている時。圧倒的にそういう場合が多いんじゃないのかなって思います。
私が駅ビルで目に留めちゃう子って、やっぱそういうオーラで目立ってる。あー自分のことかわいくないと思ってるー……っていうのが伝わってくる。。。(っていうおねいさんのおもいこみだったらごめんだけど)

でもねでもね、こう書いてはみたけれど、「だから『かわいい』は自分次第だよ!」って言うのも、違うと思うんですよね……。
その人が「自分=かわいくない」って思っているのって、その人の責任じゃないもん。その悲しき思い込みを形成しちゃった他者が絶対いるもん。
だから自分でどうにかするよりは、やっぱり他人に、「そんなことない、かわいいよ」って言ってもらうのが一番いいはずなんだけれど、「わたしかわいくないオーラ」を発している子ほどそういう機会に恵まれづらいという悪循環が……やっぱりあるよね、あるだろうよ。。。

でも20代前半の自分にもし何かアドバイスするなら。。。
「お金払ったら絶対かわいくしてくれるプロの人に、髪とかメイクとか服とか全部やってもらった写真を1枚残しな!」ですかね。
多分そういう人は。本当に本当のプロだったら、仕事の結果として心からの「かわいい!」をくれるはずなので。
ただなーーー! 「そういうプロの人なんていないっ、この世の中の人は美容師も服屋も全員私をかわいくないと思っているっ(泣)」っていう思い込みも当時の持ち物のひとつだったからなーーー! だから服屋に行きたくないわけだし! 美容院にも髪が伸びて不快になるギリギリまで行かなかったわけだし!

なんかこう、この世のすべての猫背の女の子を救う職業とかあってほしいなって思います。。。
その人のとこに行けば誰でも「かわいい!」までもってってもらえるっていう。メンタルケアも達人級で、そういう子の心の難しいところにもちゃんと寄り添ってくれて、コミュ障の子ともにこにこお話ししてくれるっていう。
なれるものなら自分がなりたい。しかし今からヘアメイクの勉強とかは絶対できない、っていうか不器用すぎて自分の髪も普通に巻けない。ごめん。

この話あんまりオチないままですが、もう1こ昔の記事掘り起こしたので載せときます……。公園を散歩したら通りすがりのおじいちゃんに「さみしそうだなあ……」って言われた、っていうやつ。

日記のススメ(9/13)
こんばんは。 公園を散歩していたら、通りすがりのおじいちゃんに「さみしそうだなあ……」と言われた豊島です。 は? 私? それは私を一見したことによる感想なんですか?! 確かに、仕事しかしない日だ...

この「さみしそうだなあ……」が今はわかる。このおじいちゃんは、私の「かわいくないオーラ」がいかにして形成されたかまで脳内で補って「さみしそうだなあ」って言ってる。絶対。