おばさんになっちゃったなと思う時(11/4)

なんかね今回はいつも以上にオチのない記事になりそうなんですが……最近繰り返し見る夢があって。繰り返しといってもそんな頻繁じゃなく1、2ヶ月に1回くらい見て「あっ、またこのパターン……」と起きてから思う、という程度なんですけど。
それが、昔描いた膨大なまんがとかそのためのメモとかを取りにいかなきゃいけないっていう夢なんですよ。

「昔」って20代くらい? と思われるかもしれませんがもっと前。
私、高校を出るまではずーーーっと同じコクヨのB5のらくがき帳を愛用していて……小学校3年くらいからもうずっと同じやつを使っていて! あの、ペリペリ〜ってページはがせるやつ。
まんがはとにかくどんどんそれに描いていって、「いまいちだったのを捨てる」んじゃなく「後で読み返したいやつを外して別冊子にする」という方式で編集していたのですよ。そうすると後に「かす」が残る。続かなかったまんがの「かす」が。
実際には、冊子にしたほうはまだ実家に取ってあって、「かす」はもうとっくに捨ててあるはずなんですけど。夢の中では、前に住んでいた場所(たとえば高校生の時に住んでいた下宿とか)をちょっと見に行った時に、押し入れの戸袋に膨〜〜大な量の「かす」が残っているのを見つけてしまって「うわあ!」ってなるの。いい「うわあ!」じゃなくてダメなほうの「うわあ!」
これ、どうにかして運ばなきゃ……でも車で来ているわけじゃないしこんなの一度に運べないよ(汗)ってなる。
その場で処分しようとかは何故か思わないんですよね、持ち帰って自分の手元に置かないといけないとは思ってる。でもいっぽうで、宅配便で送るとか現実的な手立ても思いつかず、それから帰るまでの時間制限もあり……ただただ焦るだけで、手もつかない。。。

なんなんだろうこの夢!

でもまあそれとつながんなくもない事象が最近起こっていて、それは、

青春時代に聴いた音楽をもっかい聴きたくなる。

っていうことです。
これもう完全に愚痴っていうか弱音ですけど。おばちゃんもうだめだよっ! とうとうさいきんのおんがくについていけなくなってきたよっっっ!!!!

いや自分では遅れを取っていることにすら無自覚だったんだけども。2年前にネットで話題になったらしいこのニュース

人は33歳までに音楽的嗜好が固まり、新しい音楽への出会いを止める傾向がある、という研究結果が話題に。テクノロジー系ブロガーがSpotifyのリスナーデータをもとに調査 

を今年に入ってから知り。【※このニュースは嘘ニュースでした。記事末尾に追記あり】
33歳……? 33…… あ……

ほんとだ!!

ってなっちゃったんですよね。。。
このブログでもたまに音楽の話をしてきましたけれども、新譜に盛り上がっているのはこの記事

俺様☆音楽バナ2013年版(12/24)
みなさまメリクリでございます〜 豊島ミホです。 私のクリスマスは全日本フィギュアで盛り上がり終了しました。 とつぜんですが、2013年の俺様☆音楽バナ行きます☆ 音楽に大して詳しくない私が、今...

で最後。。。
リリスク&さよポニ辺りで、私の「新規開拓」は終わってしまっていたのです。いつの間にか。
その後は8ヶ月に1回くらいのペースで「サカナクション ニューアルバム」をGoogle検索してる。それだけが私の新譜へのポテンシャル(※もちろんただしスピッツを除く)。

気付いた時はもうショックで。。。
「私は『最近の音楽』がわからないおばさんにだけはならない!」「子どもと完全に音楽の話題を共有し一緒にライブに行けるぐらいの親になりたい!」って思っていたから。青春時代に。
あーーなりたくないおばさんになってしまったーーー!!! って思った。ほんと。

でも10分くらい考えたら、「まあ仕方ない」って。
おばさんになってしまったものは仕方がない。って。思いました。

感性は。復活しない。なんか脳の細胞の中の双葉みたいなやつが刻々と死んでいっているのだから……(※根拠とかなくイメージで喋っています)。

ならばせめて、自分が今まで好きになったものを大事にしていこう。

というわけで、その時、「心に残る音楽アルバムベスト21」みたいなリストを作りました。
意外とー 大事でもいつの間にか音源持っていなかったりするじゃん! iPodに全部が入っているわけじゃないじゃん!
それをちゃんと手元に揃えて、欲した時にはいつでも聴けるようにしておこうって、心に決めたよ!

で、その21枚の中でも、特に「思い出してみると今すぐにでも聴きたい!」「なんであの音源買ってなかったんだろ?!」「多分実家にCDはあるにせよなんでデータがパソコンに入ってないんだろ?!」って思ったものがあって、それがbonnie pink『evil and flowers』です。。。

データで買い直しましたがオリジナル盤の紙ジャケも手触りよくて好きでした。ツルツルしてた!

知ってる人がどれだけいるかわからないんですが。
なんだかいつの間にかAmazonのプライムミュージックに入ってて、プライム会員無料で聴けるようになっていたので、知らないって人には上のリンクでまず聴いてみてほしい! ちょお素敵ちょおかっこいいそして絶妙にダウナー!!

私は自分のデータが欲しかったのでお金出して買ったけど、久しぶりに聴いて、やっぱり本当に本当に良い……! って思いました。
98年4月発売のアルバムで。私の当時の思い出なんて、ろくなもんじゃないんですよ。
このアルバムを聴いて思い出すことといったら、下宿の部屋で夜中にひとりでくら〜い日記を書いている光景だけ。学校行きたくない最悪オブ最悪の時期。。。
でもなんか今このアルバムを聴くと、最悪とか死にたいとか思っている自分にシンクロはしなくって。なんでか、その2歩くらい後ろから、高校生の自分の背中を眺めているような気分になるんですよね。

死にたくても部屋にはごく小さな音量で素敵な音楽が流れてて
日記はいつか報われる(すくなくとも間接的にいくばくかの金に換わる)日記で

そう思うと、大人の私にとってそれは「最悪」な光景じゃないんですよね。
むしろなんか。自分の幹の部分ていうか。絶対一生忘れられない大事なシーンだなあと思う。。。

ふ……
やっぱしまとまんなくなってきたよ。

しかしなんかこれ書いてみて、「マイ・ベスト・21枚」、実は今に繋がってる21枚を選んだのかなって思った。単純に好きなバンドが多く入っているわけではないし、特定の時期がごそっと抜けてたりもするし。
21枚ここに列挙してもいーんだけどなんかびみょうにうざい感じwもするから今日はやめとくー!!!
この長文に付き合ってくれた方はぜひ、自分のリスト作って遊んでみてください〜。

あと、おばさんになるっていうのはさ、「今」とか「これから」よりも「今まで」を大事にしたいって気持ちになっちゃうっていうことなのかもね。
そういえば、ずーーーっと前に、憧れのラジオパーソナリティーさんが喋ってたよ〜。「自分はこんな歳にしては『過去』の比重が小さいと思う」「過去関わってくれた人に対して、薄情で申し訳ないと思う」的なことを。
若い私にとっては薄情でも今を生きてる年上女性のほうがかっこよく見え、自分もそんなふーになりたかったけど、35歳……無理そう!

※11/5追記
すみません、上に貼ったニュースは誤翻訳による嘘ニュースでした。リンク先から飛べる「はてなブックマーク」のコメントにちゃんと指摘が入ってた……。正しくは、33歳になると「新しい音楽を受け入れなくなる」んじゃなくて「チャート上位曲をチェックしなくなる」んだとか(つまり「ミーハーじゃなくなる」……そりゃあそうだろう!!)
でもこのニュースが話題になったのって結局、身に覚えがあったり、周りを見てそうだと思ったりした人が多かったからでしょうね。とも思います。