新刊情報(7/15)

来週火曜、18日に双葉社から発売予定の新刊『エバーグリーン』ですが、
ここでの宣伝文についてぐだぐだ考えて考えつくした結果、
も、読んで! って言うことにしました。
あの、もう、これ、
書いてる間に二度も高熱を出したシロモノなんです。
(去年の記事を見ていただけると、熱を出した記述があると思いますが……)
38度5分越えの熱など、かれこれ小学校高学年から出したことがなかったので
自分でもびっくりしました。
熱でぐらぐらした頭で、「もしかして、今自分は
書いてはいけないことを書いてしまっているのでは?」と思いました。
書いてはいけないことと言ったって、別に、
思春期の少年少女たちを「キレやすく」させて社会問題を巻き起こす話でもなく、
目を背けたくなるほど過激な話でもなんでもなく、
いつも通り地味な部類に入る話なのですが、それでも。
なんだろ。ひとりで形にせずぼんやりとかかえていればいいものを
わざわざ人目にさらしてしまったというか。
人目にさらす、ということは、もう確実に、
他人の誤解や反発や完全否定を受けるということなわけで
(もちろん、共感や肯定を得る可能性もあれど、100人中100人が肯定する言葉なんてないのだし)。
絶対にそうされたくないものって、みんなあるんじゃないかなと思うのですよ。
わかりやすくいえば、汚されたくないもの。
今回、それを差し出してしまった気がするんです。
おなかをまんなかから切り裂いて、血や肉の奥の奥、
絶対不可侵の場所から取り出したものを
いちまいの白いハンカチにして、高い丘から飛ばす。
そんな感じ。
飛ばしてしまえば、あとは、それを受け取った人が
鼻をかむのに使おうが、大事にポケットにしまおうが、靴の裏で踏みつけようが、
私にはどうしようもないこと。
そう、だから……
話がまとまんなくなってきましたが……
私はもう、この白いハンカチが、どういう仕打ちを受けてもいいと思っていて、でも、
なかったことになるのだけはいやなんです。
『エバーグリーン』、本屋さんで見かけたら、
ぜひ手に取って、最初の数ページでも読んでみてください。お願いします。
うーん、喋り過ぎ。でも今回は許して!