新刊情報(12/19)

新刊『リリイの籠』発売中です。光文社>新刊一覧>文芸で表紙が見られます。
というわけで私の手元にも完成した本があるわけですが、
かわいい!! みなさん今回もジャケ買いよろしくお願いします、ってくらいかわいい!
画像ではよくわからないかもしれませんが、表紙はビーズとか布とかでできたイラスト(?)なんです。
タイトル&著者名が刺繍であることに気付いた時は驚嘆しました……。
装丁の中村光宏様、イラストの長谷川洋子様、ありがとうございました。
中身の宣伝もせねばならんのですが……うーん。
「女子高を舞台にした連作短篇だよ!」ってこと以外には、
毎度のことながら「○○な話じゃないから!」っていう説明しか浮かびません。
女の子同士の話っていっても、「女のいやらしさを同姓の視点から辛辣に描く!」とか
そういうんじゃないし
逆に「男がらみでいろいろあっても、やっぱり女の子同士が一番わかりあえるよね!」とか
そういう話でも別にないです……。
自分で言うのもなんですが、多分この短編集のミソは
書いてる私が「女の子」じゃないというところにあるのでは、と思ってます。
小さい頃から、自分は「女の子」じゃない! と意識してました。
いや性同一性障害だーとか言いたいわけじゃなくてですね。単に見た目の話。
見た目が女の子じゃないので、それに合わせて振る舞いも「非・女の子」にして、
そんなんを何年も続けているうちに、中身もだんだん女の子じゃなくなってったですよ。
友だちと私が並んでいても、それは端から見て「女の子同士」じゃないんすよ。
「人間の女の子と……ムック?」みたいな。
「彼女普通に会話してるけど、それ赤い雪男だよね?!」みたいな。
(ムックがよくわかんない世代の人はごめん)
それゆえ「女の子同士」っていうのに非常に憧れました。
共学と女子校の差とか前に書いたけどあんま関係ないかも。
私が「女の子」なら、場所は関係なく「女の子同士」であった気がします。
だから、『リリイの籠』には、女の子に対する反感(同族嫌悪的な)も、
逆に同性としての理解も、書き手の感情としては入ってないんです。多分。
憧れだけです。
外側から見てるぶん、冷静な観察も入ってるかもしれないけど
「ほんと女はこういうとこが汚らしいのよ、きい〜」って感じじゃなく
「そういうとこがあっても女の子はかわいいよね!」って感じになってるはず。
つまり……え〜、女子萌え本なのです!
キモいまとめ方になった! どうしよう。