新連載と昔のパソコン(5/14)

こんにちは。豊島ミホです。
12日発売の「週刊アスキー」から
「廃墟の女王」という小説を連載させていただいてます。
連載のお話をいただいたのは2年以上前でして、
私としては「『週刊アスキー』?! やったあ!」って感想だったんですけど、
傍から見ると「お前とアスキーになんの関係が……」という感じらしい。
アスキー読者のみなさまにも、「誰だ、お前」と思われるかもしれません。
あれっ? 私はものすごくアスキーの社名に親しみがあるんだけどな?
なにかこう小さい頃から刷り込まれているような……
秋田県民が新聞といえば「秋田魁新報」をまっさきに思い浮かべるように、
パソコンといえばアスキー。
しかも、最近の、ネットが普及しひとり一台PCを持つ時代になる以前の
どこか懐かしい「コンピュータ」のイメージを引きずっている。
なんでだろ?
と思ったんだけど、どうやらこれのせいらしい!!
これ(ゆーちゅーぶ動画)
wikipediaにも項目があるよ。
この「ザ・キャッスル」というゲームがアスキーのゲームだから!(かも)
80年代生まれでPC-88シリーズを触った人間は、多分世の中にあまりいない……
けど父親がうちのPC-8801(たしか)でこの「ザ・キャッスル」をやっていました。
これでもかっていうくらいやってた! 地図手づくってたし!
私も横で見せてもらって、若干は触りました。
(今動画見て、終わりまでいったとき
 「あっこの面からもう手に負えねー」って思ったけど。)
多分、保育園時代~小学校低学年の頃の話。
私が当時やったのは「ザ・キャッスル」と「上海」くらいです。
基本半角カナと英字しか出ないし……色めっちゃ少ないし……
今この瞬間に向かっているパソコンが嘘みたいな、
そんな時代のパソコンはしかし、なんかよかったんですよ。
「ツール」じゃなかったんだよなあ。
応接間にあるレコードプレイヤーが、子ども部屋にでもどこでもある
CDラジカセにとってかわったのと同じことで。
パソコンは昔、一家に一台の特別な宝物だったんだよ!
そんなことを26歳の小娘に主張されたくないですか……。
でも父親が作ったプログラム(と呼ぶのか、あれは?)のことなどは
なかなか美しい思い出です。
スペースキーを押すと「にこにこぷん」のキャラが現れるやつ!
「ピッコロ ヲ ヨンデミマショウ」だよ!
と言っても誰にもわかってもらえない不思議……。
マジで日本じゅうで誰もあれ見たことないの? 私と妹以外?
そういう「レトロなコンピュータの思い出」と関連する
アスキーさんからお話をいただいたのだから、
「8ビット時代の幸せな記憶」というテーマで連作短編を仕上げる……
という線もこの連載にあたって一瞬考えたのですが、
フィクションを作るには専門知識が足りなすぎるのでやめました。
あと規定枚数で短編を書くのが正直無理だった。
連載は、廃墟をめぐって
暇でアウトローなひとたち&インターネットが大活躍!
そして美少女も登場! みたいなばりばり00年代を舞台にした長編です。
序盤が暗いお話ですが、週アス読者のみなさまには
気が向いたときに目を通していただけると幸いでございます。
よろしくお願いいたします。
ちなみに今のトップ絵は、昔のパソコンで親しんだキャラを
記憶スケッチしたものなんだけど、
おぼえてる名前でググってもまったく出てこない……!
なんで?