ライブライティングがまとまってます(1/4)

あけましておめでとうございます。豊島ミホです。
本年もよろしくお願いいたします。
今年の年越しは友だちんちで紅白を観て、
翌日は映画『モテキ』のDVD鑑賞をしました。
(『モテキ』は原作というかマンガ大好き、
 しかしテレビシリーズは観られず、映画も未鑑賞でした。)
正月から幸世をくそみそにののしりました!
エンドロールで友だちと一緒に手拍子しながら
あのエンディングテーマを大熱唱(※しらふ)、
観終わったあと思わず漏らした第一声は
「ふう〜〜〜〜〜〜〜面白かった!」でしたが第二声は
「私、三十五歳以下の男とは二度と付き合わない!」でした。
男って美人と付き合えないだけで被害者ぶる!
待ってるだけで何もしないやつほど被害者ぶる!
美人じゃない私はそのことを痛いほど知っている!
なんかそういう「恋愛のかっこわるい部分」を暴き出しつつも、
しっかりエンタメに昇華している、名作でございました……。
恋愛分析が好きな子なら、男女問わず、モテ非モテ問わず、観たら楽しいと思う。
まだ観てない方はぜひ☆(だいぶ遅いけど……!)
幸世の部屋の中とか、サブカル小ネタも楽しかった!
ベッドと一体化したミニ本棚には本秀康の『ワイルドマウンテン』……(だよね?)。
あれ読んでるならもうちょっと男らしく生きてくれユキヨ。。。
あ、「文芸あねもね 公式ブログ」のほうに
30日付で映画『グッモーエビアン!』の感想を書かせていただきましたが
まったく違う麻生久美子さんを連続で観ることができてw それも面白かったっす。
『モテキ』の麻生さんはほんとうにモテない女にしか見えなくて……
『グッモー』の麻生さんはかっこいい歳の取り方した母親で……
女優ってすごい。。。

話は変わりますが、先月末の新古典派フィクションズ
ライブライティングを観にきて下さった方、ありがとうございました!
Googleドキュメント上で生対談しちゃうという初めての試みで、反省点も色々ありますが、
喋った(というか打ち込んだ)ものがそのまま文字になって残る
というのはなかなか面白かったのではと思っています。
というわけで今は「そのまま文字になった」やつがファイルにまとまっています。
こちら! もちろん無料です。
スマホならePubのほうが読みやすいので、ぜひそちらをダウンロードして下さい。
ePubを読み出すのに必要なアプリなどの説明はこちら
PCもAdobe Digital EditionsKinoppy入れればePubが読めますが、
まあ何も入れたくないかたはPDFで読んじゃうとてっとりばやいです!
パブーお得意の「ダウンロードせずブラウザで読む」だと
今回は字が小さいのでちょっと厳しいです。
トピックは予定通り
・2012年の文芸シーンを振り返る(ニッチめ)
・2012年、電子書籍業界で変化したこと
・「新古典派フィクションズ」の編集長は何者
・『A+』『B−』1号反省会と今後の展望
でした。
2時間を見込んでいたのに、なんと4時間……(終了が0時近く)。
飛び飛びながらでも、お付き合い下さったみなさま、本当にありがとうございました!
以下、当日お答えできなかった質問のうち、私宛の
(もしくは私が答えても差し支えなさそーな)ものについてお答えします。


(1)豊島さんが小説を書かれるとき、アイデアは事前にある程度練る派ですか。それともそんなに考えずに一気に書いてしまうタイプですか。書くスピードに関しては一気にタイプですか、それとも日をかけてちまちまやり続けるタイプですか。
構想一気×執筆一気で要するに一気に書けます。が、その分途中でうまく行かなくなって30枚ドブに捨て、1から書き直し(=人物から作り直し)することもよくありました。今回(「晶子の息子」)は久しぶりの小説だったので5、6回は「ドブ」をやってます。だったら最初からちゃんと時間かけて練ればいいのに……という感じだし、じっくり時間をかけて書いてるほうが作家みたいで格好良いですね。
(2)豊島さんが小説を書かれるさいの、物質的な条件について教えてください。たとえば道具は何を使うか、常に手放せないものはあるか、いつも何時ぐらいに始めるかとか、そういう決まり事があれば教えてください。
なんにもありません。文章はいつもMacのテキストエディット(標準でついてくるテキストエディタ)で書いてますが、永遠に電気が来ないところに行ったら紙に書くと思います(その時小説を書く必要があればの話ですが)。時間も、現役時代を思い出して考えるに、こだわりはなかったかと……。
ただ、多分、横書きじゃないと嫌です。中学2年頃から、家で書く文章は全部横書きでした(ノートにせよ原稿用紙にせよ)。世の中に縦書き大好きな人がいるように、私は横書きが大好きです。
(3)今、小説なり評論なり、とにかく文筆でものを食べていくというのは、実際にはかなり大変なことであると思います。にもかかわらず、そういう世界を夢見て書き続ける人たちというのは少なからず今も居るわけです。たとえば公募に出して賞が欲しいであるとか、ライターになりたいという人たちに向けて、今これだけは言っておきたい、というようなことはありますか?
いや、不況なんて関係ないですよ。どこの出版社もいつだって「売れる本」は欲しくて欲しくてたまらないと思います! 自分は「売れる本」が書きたいし書けるし書いたあとなんだってする! って自信があったら飛び込んでいけばいいと思います。
売れない本を書かせてもらいたい人は、出版社の体力が回復するまで粛々と他の仕事をしながら待つか(10年〜20年くらい?)、外国語を身につけて余所へ行くか、あとは自力で(同人誌をつくって)書いてるか……どれかしかないかもしれません(私はこの中だったら「外国語」がいいな〜、と無責任に言ってみる。これから経済成長する国で読んでもらえるというのは素敵だから!)。
あと、これだけは口をすっぱくして言っておきますが、どの業界でも他人の「夢」や「不安」、形のないものを金に換えて持っていく悪魔みたいな奴がいます。そういうのにだけは、景気に関係なく気を付けてお過ごし下さい。私も気を付けますんで。基本姿勢は「びた一文払わない」です!(お金を使う時はぜひ好きな作家さんの新刊に。それが一番自分の勉強になり、周りも幸せになる方法だと思います。)
(4)文章を書くうえで、自分の今からやろうとしているジャンル以外のところから影響を受けるようなことがありますか(たとえば、映画を見ていて、そこで用いらている視点の手法を小説に翻訳するとか)。
手法……? 手法とかないからな私の文章……。そもそもこれは私への質問じゃなかったんじゃないだろうかと不安です(主に笠井さん宛てかも)……。
「これをいただこう!」とかってあんまり意識したことはないんですが、きっと何かを「かっこいい!」と思うたびに無意識に影響は受けているんだろうと思います。答えになってなくてすみません。そこで使われる「方法」を意識しながら何かを鑑賞することって、人によってはすごくするんだろうけど、人によっては全然しないことで、私はしないほうだな……ということくらいしかわかりません。

なんだか全般的に、作家志望の方→作家さんへ という感じの質問で、
回答者がもう職業作家じゃない私で申し訳ありません……。
ご質問ありがとうございました!
私はこのライブライティングを境目に「新古典派フィクションズ」の活動から
抜けてますが、イベントはこの後も続くと思われますので、よろしくお願いします!