「Feel Love」vol.21のお知らせ(4/18)

こんばんは豊島ミホです。
今朝、回らない寿司屋で大トロを食べようとしたところで
夢から覚めました。
人って本当にそんな夢見るんだ……! ってことに愕然としました。

恋愛小説誌「Feel Love」vol.21の告知をあらためて。
「復活! 勝手にPOP!」という題で本を2冊紹介させていただきました。
昔同誌で連載させてもらっていた「勝手にPOP!」というコーナーを……
休刊前にもう1度やってみませんか? というお話をいただいて。
サイト見てもわからないし表紙にどーんと書いてもいないのですが、
「Feel Love」は今号をもって休刊になるのです……。
最後のページに休刊のお知らせが載っています。
小説を書いていた時に、創刊メンバーに入れてもらい。
そこから単行本1冊分の小説(読み切り×6)を書いて、
その後はPOPのコーナーを持たせていただき……。
大変お世話になった雑誌で、最後にさらにもういっちょ
お世話になるってのもよくよく考えると変な気がしますがw
有り難く書かせて(てか「描かせて」)いただきました。
紹介した本はなんかもうおなじみ! いかにも私が紹介しそうな!


この2冊です(笑)
詳しくは誌面をご覧いただけますと幸いです。
ばななさんの似顔絵を描いてしまったよ……
35歳くらいのばななさん。
ほんっと、対談の中で「今35歳」って話が出てきた時はめんたまひんむいた
ね。。。
その時点で大大大作家だけど、若かったんだなと思って……。
もう昔みたいに「あの人は○歳でアレしてたのに○歳の俺と来たら……」
みたいなことは考えないけど
そんな若くてあんなに人気(しかも一時的じゃない感じのやつ)があったら、
大変だったんだろうなぁ。負荷が大きかっただろうなぁ。
って思った。
だってタクシーで運ちゃんに職業を訊かれて言えないとかさぁ……。
他にも色々、若きナイーブなばななさんが顔を出している箇所があり……
今読むと新鮮です!
あとは河合先生とのかけあいが、
ほんと相当めっちゃ! 面白い。
正直私は河合先生の対談集はこれが一番好きです。読んだ中では。
話の内容が一番ラフなんだけど、それでいて一番河合先生のほうの素も出てる
本なんじゃないかなぁと思いました。
後日河合先生の単著も読んだりしたけど、
「なるほどの対話」のイメージからかけ離れたことは書いてなかった。
カウンセリングの芯が惜しみなく語られちゃっていたwww
あーこの本から抜き書きしたいこといっぱいあるよー!!

河合 いま現代人は、みんな「社会」病にかかっているんです。なにも、社会の役になんて立たんでもええわけですよ。もっと傑作なのは、ただ外に出て働いてるだけなのに社会に貢献していると思ってる人がいる。貢献なんてしてないですよね、金儲けに行ってるだけでしょ。「そんなん、別に」とぼくは思ってます。社会へ出ていくとか、だいたい社会というものが、あるのか、ないのか。それから、なんで貢献せないかんのか、とか。全部、不明でしょ、ほんとのとこは。
吉本 いやなことなんだけど、やらなきゃいけないというこの感じは、いったい、どこから来てるんですか?
河合 流行り、いまの流行りですよ。

(新潮文庫版 p.111より引用)
流行り!!!!!
もうバッサリですね、私もたまに「社会の役に立たないといけない病」にかかるので
ここまでバッサリやってもらえて痛快でした……。
この抜き書き部だけでびっくりした人はもう読んじゃって系。
名著です……。ずっと文庫に入れてて欲しいです……。

綿矢さんのほうは、併録の「亜美ちゃんは美人」のほうを紹介したのだけど
ほんとこれは……。これも面白い。
前に感想書いてるけど。
主人公の友達がめっさ美人。っていう話なんですよ。
誰が見ても美人クラスの美人。
それで主人公の美醜にまつわる自意識がなんちゃら〜だとフツーの話ですけど
綿矢さんの小説だから。もうそういったレベルの話ではない(笑)
(「そういったレベル」の描写もいちいち適切すぎるんだけど)
私これ3回読んだけど3回泣いたと思う。
何で泣いたかよくわかんないけど泣いたwww
しかも主人公=さかきちゃんに共感するとかじゃなく
美人の友達=亜美ちゃんの思考回路がわかるところで泣くんですよ。
POPにも書いてますけど、ほんと、
美人が好きな人も嫌いな人も。読めばいいと思う。
美人本人が読んでどう思うかはわかりませんwww そこは未知数だな!
でも美醜って面白いよね。
男の美醜って語ってもたいして面白くないけど(私が興味ないだけ?)
女の美醜は女同士だとえんえん語れそうな気がするwww
美人が得か損かで友達と討論になったりします。
私は「損」というか「意外と得じゃないだろう」派。
女の容姿は65点が最強派。

POP描いたのに、結局長文紹介してしまった……。
誌面じゃないところでここまで紹介してもいいのかしらどうなのかしら。
そして「Feel Love」の休刊が淋しいねって
書くスペースがない。
でも編集さんがあんまりどーんと書かないという判断をしたのだし
そのほうがいいのかも……?
ウェブで続きがあるみたいですし。
「Feel Love」のみなさま、今まで大変お世話になりました!
新しくっておしゃれな雑誌で書けて楽しかったです。
ちなみに書いた小説がまとまった本はこれやで……!

雑誌がおしゃれだから思い切りはっちゃけられました。
他の雑誌ではこれは無理だった。やろうと思わなかった。
まあ、「はっちゃけた私」がウケたかどうかって話は別なんですが……
自分としては書けて楽しかったなーっていう本です(すいません)。
そういえばこの本の主人公の女の子たちが私にとっては容姿65点ラインです。
かわいい子に……なりきるのは……そりゃ楽しい……。