電子書籍版『夏が僕を抱く』発売!(8/8)

祥伝社文庫から発売中の『夏が僕を抱く』
電子化していただきましたー!
ぱちぱちぱち

ポッドキャストの第1回で私が
「自分の著作の中で一番高い点数つけるなら〜」って
口を滑らせてたやつです。
(終わりのほう、南さんの『すべてわたしがやりました』
 宣伝したコーナーの流れでそういう話になってます。)
でもポッドキャストの収録は5月上旬、電子化の契約が先月なので
何ら相関関係はありません……。ステマじゃありません。
この本の詳しい話は文庫化の時の記事でー。
約2年前の記事ですが、この時点でもう「俺が好きな俺の本」具合が出てるな。
出まくっちゃってんな。
でも電子化にあたってこの間もう1回最初から最後まで読んでしまいました。
自分の本なのにもう何回読んだかわからない。バカなのでしょうか。
憧れを詰め込んで楽しく書いたところのほか、
「6篇全部だいたいハッピーエンド」っていうところも好きなんだと思う。
なんかこう……「私の好きな増刊の読み切り少女まんが」みたいな話。全部。
書いた時はそんなん思ってなかったけど、今読み返すとそうです。
(あ、でもエロ成分はあるけど。かなりエロ成分高めの話もありますわすみません)

しかし電子化にあたって残念なこともひとつありまして、
それは……せっかく綿矢りささんに書いていただいた解説が
電子版には載らない! ということです。
これ、残念すぎますよね。。。
でも電書って現状こうらしいです。
電子化がヤな作家さんもまだ多いからか、過去作と新刊を
並行して電子化している超絶契約事務繁忙期だからか、
解説書いて下さった方にまで電書化の可否を訊く余裕がない。
ので、一律掲載しない方向……であるもよう……。
(あまり自分で自分の電子書籍買わないので、今まで気が付きませんでした。
 今回初めて「解説は載らないよ」と前もって教えていただけました。)
逆に、私が解説を書いた文庫でも、電子化の時に
連絡なく解説だけ落とされているのかな……。
それくらいだったら謝礼も契約書も連絡も
何もいらないからそのまま載せてほしいと思っちゃいますが
(文庫解説の対価って、そもそも印税じゃなく謝礼という形でいただいてるし)。
まあ契約事務の方が、祥伝社さんにかぎらず業界全体で
大変お忙しいのもわかるので、みなさまご了承下さい。
ちなみに私の「文庫版あとがき」も解説と関連していたので
全部落としました! ここは私の判断。
軽いエッセイくらいの分量があるあとがきだったんですけど。
綿矢さんの解説がなくなるんだったらまあいいやって感じで。
解説とあとがきを読みたい方はなんとしても紙の本をゲットしてね!
何回も書いてますけど、世の中もう買いたい本はすぐ買わないと消えますからね!

綿矢さんの解説では、4編目の岬(という男子)のスメルに触れていただいたのが
すごく嬉しかった&面白かったです。
岬は「乾いたみかんのスジみたいなにおい」なんですが
私の小説は読み返していると男子がみんなスメル薄いな……
って昔思ったことがあります。
水のにおいとか畳のにおいとかそんなんばっかなのですよね。
多分願望だと思います。
高校時代、住んでいた下宿で
よんどころなき事情があり男子棟に足を踏み入れた時
(※女子棟の洗濯機が一時的に使えなかっただけ)
誇張ではなく一歩入った瞬間
男子高校生のスメルがきつくて泣きそうになった、
という出来事があったので、はっきり言ってその反動だと思います。
あそこから一生「男子寮」という言葉に萌えられない身体になりました。
きっとBLを基本手に取らないのもそのせい(責任転嫁)

すっごく話逸れましたが、これだけ過去の作品を
電子化して下さった祥伝社のみなさま、ありがとうございました。
これから他社の過去作も電子化がちょっと続くと思います。
その裏事情&御礼は全部刊行された時にでも!
(あ、裏事情といってもこの後メディアミックスが待ってるとか
 そういうビッグニュース系とかじゃないんで期待しないで下さい。)