我が家の絵本つうしん①(7/21)

こんにちは。豊島ミホです。
この。クリックしてもらえなそーなタイトル。自分でもわかってる。
でも、子どもの成長記録の他に、どんな本を読み聞かせていたかも残してみようと思いました。
なぜなら、そうでもしなければ残らないから! シビアに世代交代が始まってしまっているから!

絵本って、もうちょっと息長いかと思ってたんですよね……。
膝の上で読み聞かせた本も。数年経って、ひらがなが読めるようになった時、今度は自分で読めるテキストとして向かい合ってもらえるのかなって、思っていた。
でも違う! まず本が、数年とか経つ前に、クッタクタのばっさばさになって力尽きる! あと、子どもが話に飽きる! いっときリクエストしまくっていた本を、まったく手渡してこなくなる……!
おそらく我が家の絵本の寿命は、いいとこ半年だなって、わかるようになりました。
なので、あんまりひとに読んでもらえなくても、読み聞かせていた絵本とそれにまつわる雑感は、書き残しておこうと思った次第。

さっそく最近の絵本の話まいります〜

・バムケロじごく
いきなりじごくとか書いてすみません。私も全然嫌いじゃないんですけど、ってか好きではあるんですけど。リピート要求がひどすぎて……!
育児記録のほうで触れた「バムとケロ」シリーズ。

『バムとケロのにちようび』島田ゆか
『バムとケロのさむいあさ』島田ゆか
『バムとケロのおかいもの』島田ゆか
『バムとケロのもりのこや』

うちにあるのはこの4冊です。

ロングセラー絵本ならだいたい知ってるつもりの私でしたが、これは全然知りませんでした。私の現役子ども時代にはなかった本なんだよね! でも1冊目の『バムとケロのにちようび』を見ると、初版が1994年ながらうちにあるものは73刷に達しており、立派なロング&ベストセラーシリーズなのがわかります。
「こぐまちゃん」シリーズにやや飽きてきたころ、近所の書店ですすめてもらったのが『バムとケロのさむいあさ』。本文が36ページもあって、この歳で読むには長いんですよね。
でも……なんていうんだろう、私が今絵本を選ぶ時わりと判断材料にしているのが、「絵がどれだけまめに文章に対応してるか」で。本の対象年齢が高くなればなるほど、挿絵の頻度って下がるじゃないですか? そういうのの延長で、絵が主役の「絵本」の中でも、ひとつの絵(だいたいは「=ひとつの見開き」)の間に文章が何場面ぶん進んでいるかって、結構違うんですよね。わたしてきには、今は「絶対いち場面につき絵もひとつ欲しい!」っていうのを基準にしています。
その点バムケロは、まんがみたいに絵がコマで分かれているページがあったりして、絵と文章の対応がマメ! 多少言葉がわからなくても(おそらく)話についていける! おとなしく読み聞かせに付き合ってくれるタイプの子であれば、1歳台でも最後まで行けちゃう。
最初は、こんな長い話を子が読めるというのが親として愉快で……。最初に買った「さむいあさ」がストーリー的に面白いのもあって、何度も何度も読んじゃったよね。
絵が細かくて、10度目くらいまで新たな発見があるのもイイ! バムとケロ以外にも、小さな正体不明の生き物(妖精?)があちこちに描き込まれていたり、家具も道具も凝ったデザインだったり、そもそも家の中の「もの」の量がめちゃ多かったり……。子どもも見るのが楽しいらしく、たくさん描き込まれた「もの」の中から、自分が知っているもの(なべとか)を「あー!」と指さしてくれます。
しかし。しかしだよ。40ページあってさらに絵が細かく分かれているということは、裏を返すと、マジで話が長い。
これで同じ話を1日2回3回とリクエストされると、あ……う……うん……(目が死)ってなります。なってしまいます。。。
また、リクエストしてくるんですよな。。。「もりのこや」なんて、「森で見つけた古い無人の小屋を大掃除&リフォームして秘密基地にする」という地味極まりない筋書きで(「秘密基地」部分はときめくけど、話の大部分が「大掃除&リフォーム」のところに割かれているので)、子どもも最初全然乗ってこなかったのに、いつの間にか超お気に入りになってる。1日1回は絶対に持ってくる。

・あ、あ!

『あ、あ!』ねこしおり 文・高橋和枝 絵

この時期絶対に記録しておきたいの、これですねー
バムケロと対照的に、超かんたん、情報量すくなし、そして2018年刊のまだ新しい本です。
よちよち歩きの赤ちゃんが、外を歩いている。すると向こうから何かがやってくる。赤ちゃんは「あ、あ!」と指をさす。そして邂逅すると「こんにちは」と「ばいばい」をする……という繰り返しだけの本なんですけど。
歩いているのに喋らないうちの子になんてピッタシの本なんだ!!!!! という感動で買いました。
絵本の赤ちゃんの台詞は「あ、あ!」なんですけど、子どものものまねをして「あ、あーーー!」と2回めの「あ」に力を入れて読んでいます。
非常にシンプルな話ながら、出会う対象がきれいに起承転結になっていて(犬→猫ときて、意外性のあるものに転じていく)、読むたびに「好きだな!」と思います。絵もかわいいし……すこぶるかわいいし。
ロングセラーになっちゃえば長く売れるけど、新刊がその流れに乗るのが難しい絵本の世界。これは重版かかっていくといいなあ。意外とこういう本、ないしなあ。
ちなみに、子どもが持ってきたのがこの本だとすごくほっとします。テキスト量てきに。

・はじめてのおつかい
上ふたつが「テキスト量多い」「少ない」と両極に寄ってしまったけれど、実のところ、今読み聞かせにちょうどいいと感じているのがこの本です。

『はじめてのおつかい』筒井頼子 さく・林明子 え

5歳のみいちゃんが、ある日おかあさんに「おつかい」を頼まれる。その途上で色々なハプニングが起こる……という筋書きの、超ロングセラー絵本。
私は初読だったのですが、「あるあるあるあるあるうううう!!!!」と首を縦に振りまくりたくなりました。100円玉生で握ってくのあるあるう! つまづいて転んでそれがどっか行っちゃうのもあるあるう! そして商店に行くとおばちゃんいないし呼んでも出てこなくて動悸で爆発しそうになるのあるあるあるあるううううううう!!!!
ま、これらすべてを子ども自身は経験しないんだろうな……と思いますが。東京でおつかいさせられてる小さい子ども、見なーい。スーパーにひとりで並んでるのって、小学校3年生くらいからかな? それでも多くは自分の買い物で、「おつかい」は本当に見ないっすね!
でもそうやっておつかいの習慣が滅びても、この本に描かれている気持ちは色褪せない。何か使命を負った時の緊張、優越感、そして息がつまりそうなピンチ……! 絵も文章も生々しく語りかけてきて(かわいらしくもあるんだけどね)、何度読んでも主人公の「みいちゃん」に気持ちを寄せまくっちゃう。親目線で見守るというよりみいちゃんになりきってしまう。
子どももそうなのか、太ったおばさんに割り込まれるページをめくって飛ばしてきます。試練が続くのに耐えられないんですねわかります。
余談ですが、夫が初めてこの本を見た時、商店の店先で「たばこ!」と怒鳴るおじさんが出てくることに対し「たばこはまだ知らなくていいのでは?」と提案してきたので、うちでは「たばこ!」のところを「麦茶!」に変えて読んでいます。麦茶をよこせと怒鳴るサングラスのおやじ……。こらえようとするんだけど毎回笑ってしまう。

この本の絵を描いた林明子さんの、『こんとあき』の話も書きたい。けど、長くなってきたのでまたの機会にするか……。

その他最近の絵本トピック
・こぐまちゃん卒業傾向
あんなに熱く紹介文を書いたのに、もう我々の子は「こぐまちゃん」をあまり持ってきてくれなくなりました。チーン……。
とはいえ自分で開いて絵を見ていることはあるかな??
同じ時期にハマった乗り物系絵本(『しゅっぱつしんこう!』『かじだ、しゅつどう!』山本忠敬、『でんしゃにのったよ』岡本雄司)はまだ読み聞かせリクエストが入ります。バムケロほどじゃないけど。
・「こどものとも」を単品で買ってみたけれど……
福音館書店の月刊絵本「こどものとも」。ハートカバーじゃなくぺらぺらのつくりながら、福音館クオリティのまちがいない絵本がたったの500円くらいで読める! というすぐれものです(たぶん、この中から好評だったものがハードカバー化される仕組み)。ゆうても私も子どもも好き嫌いあるし、定期購読はちょっとナーと思っていたのですが、絵本代があまりにかさむので、試しに2冊ほど、バックナンバー含めて選べる書店で選んで買ってみました。
これが。。。全然読んでもらえない;▽; 「これ読もう〜♡」と持って誘っても、プイッとされてしまいます。「おもしろ〜いウフフ♡」てめくってみせてもだめです。ぺらぺらだから絵本として認めてもらえないのだろうか。500円……((泣))
・図書館の本も不発続き
その他超名作クラスの絵本を図書館からお試しで借りてきたりしてるんですが、不発です。図書館で当たった本あんまない。絵本代……((泣))

1歳前頃の本棚の写真を引っ張り出してみました。この頃はサイズが小さい絵本だけなので、このくらいでおさまっていたんだな。なつかしい。